おフランスの誇るTIME社のFIRST FruidityのXSサイズが入荷。
このモデルはXXSでも他社のSサイズ相当な大きさがああります。
ですのでXSサイズですとMサイズ相当ですかね。身長170センチ以上の方にオススメ。
今回はいつもと違い、作ってる最中ならではの視点でインプレもどきをば。
まずはステアリングコラムですが、見ての通りカーボン製ですが何やら赤いギザギザ模様が。
赤いギザギザはケブラーの繊維で、コイツで補強して剛性を上げております。
まずはこの『\(^o^)/オワタ』みたいな形の物体…。
コイツが何かというのはこの後すぐにわかります。
次に先ほどのステアリングコラムにも通常の車体では見ないタイプの謎のスリーブ…。
ネジの溝が切られています。
フォークとさっきの物体の合体!…という訳で先ほどの『\(^o^)/オワタ』物体はヘッドパーツです。
で、ステアリングコラムのネジの切られたスリーブにネジネジしていきます。
ヘッドパーツを回すためにこのオワタ棒が必要なわけです。
なのでこのモデルはステアリングコラムにアンカーが必要ありません。
オワタ棒を締めたり緩めたりしてヘッドパーツのアタリを出します。
アンカーが無いのでトップキャップは上から押しこむだけ。
なかなか良く出来ている個性的なシステムです。軽量化にも一役買ってそうです。
オワタ棒は無くさないようにして下さいね。
昨年モデルと違い、こっちはテカテカのクリアー仕上げ。
リシャール・ヴィランクが乗ってた頃のTIMEのフレームの細身のシルエットが好きでしたね。
BBもスレッド式なので交換などメンテナンス性も高く圧入式のような音鳴りなどのトラブルも少ないです。
トップチューブ中通しなのですが、アウターケーブルごと貫通します。
アウターは入り口で止まってインナーワイヤーだけ中を通る…という形式ではないです。
シフトワイヤーも外通しなのでメンテナンス性が高いのもこのフレームの特徴。
成形は上位モデルのフォークと同じ製法です。
あと、TIME社の製品は一部を除いて(だったかな?)未だにフランス製です。
そういうところに魅力を感じる人もおられるのではないでしょうか。
本来なら完成まで行きたかったのですが、ありがたいことに来店のお客様が多くてここまで。
コンポーネントは5700系105のフルセットです。
中途半端で申し訳ないですが、そのうちまたブログ当番の時に完成した車体を載せる予定です。
価格などはこちら 。
お問い合せはメールにてよろしくお願い致します。
【以下、与太話】
オランダ代表が妙に調子が良くて嬉しいですわー。深夜や明け方に起きて見る価値ある試合ですわ。
しかしこういう好調時こそ落とし穴の予感なのでベスト4まではあんまり期待しないで見ときます。
かいたひと→店員A