せっかくFarna SL-105 試乗車があるのに乗らないのは勿体ない…ということで走ってきました。
真夜中に起きて去年みたいに 淡路島を走る予定でしたが目覚まし時計を無意識にOFFにしてました。
疲労には勝てなんだ…。
という訳で計画変更で100Kmくらいでどこか行こうかと考え嵐山でも行くかということで昼ぐらいに出発。
前後ライトとボトルケージ、ボトル、ペダルは自前。それ以外は一切変更せず製品版そのままの仕様。
嵐山の予定だったのですが、登坂の性能も知りたいというわけで山城多賀の万灯呂山に行くことに。
写真の場所は木津川の流れ橋付近。石碑とか休憩所がある方の反対側の土手の上です。
肝心のFarna SL-105の走行性能ですがですが、一言で言うと『軽い!速い!』に尽きます。
車体が7.8Kgと並みのカーボンバイクよりも遥かに軽いので、加速がメチャクチャ速いです。
ホイールはシマノ社のWH-RS61で、RSシリーズの中でも中位ですがこの加速力は凄いです。
ホイールをもっと軽いものに変えたら更に出足と加速が鋭くなると思います。
フレームの乗り心地も軽量化と剛性のバランスを追求しただけあって衝撃吸収性もかなり高いです。
路面からの伝わる振動がむしろ心地いいくらいの感覚です。
カーボンフォークとカーボンシートポストも相まって非常にマイルドな乗り心地です。
所持しているカーボンロードが一つはガチガチ、もう一つは柔らかめと極端なのでなおさらそう感じます。
ダンシングするとスパッと加速するのに硬すぎる印象はなくヨレたりすることもありません。
※ガーミンなどのセンサー類は移植していなかったのでどのくらいのスピードが出ていたかは不明です。
途中で木津川には高速道路ができるのか橋脚の工事をしておりました。
そうこうしていたら山城多賀に到着。
自販機で水だけ補給してさっさと万灯呂山の頂上目指して登り始めます。
と思ったら、いつものルートは通行禁止。台風?で崩落してる箇所の工事をしているとのことでした。
工事現場のオッチャンが『そっちから頂上行けるで』と言われたのでいつもと別ルートで行くことに。
うん?全く舗装されてないんだけど大丈夫かこれ?と思いながらも登ることに。
森林の空気は美味いなー…と思いながら進めども舗装路は全く現れず。
まあ、こんな未舗装路でも全然走れるから行けるトコまで行ってみるかとシクロクロス気分で登ります。
ありゃ?行き止まり…引き返すことに…。
と思ったらルート間違えてたみたいです。上に登るルートありました。
下の道から来て奥がさっきの行き止まり。今登りつつあるルートが頂上へのルート。
こんなトコでも普通に走れます。
泥ハネしないようにゆっくりジワジワ走ります。
どんどん勾配はきつくなりますが問題なく走れちゃいます。
途中橋があったので補給がてらチョコバー食いつつ撮影。
写真を撮る以外は基本ずっと乗っています。
意地でも乗ってなきゃならん理由もないので降りて押してもいいのですがクリートが減りますからね。
TIME社のSPDペダルのクリートはシマノみたいに鉄ではなく真鍮みたいな金属で減りが早いので・・・。
途中、杉林の中にあった苔生した石に光があたって緑色が鮮やかでした。
頂上付近に近づくと舗装路が復活。
この竹林の前に坂があったのでダンシングしてみると平地と違い剛性感ある踏みごたえでした。
平地では衝撃吸収性の高さが光りましたが登坂ではアルミらしいキビキビした反応です。
グイグイ登れます。
そしていつものルートと合流。
撮影場所側が登ってきたルート。左奥がいつもの正規ルート。右上が頂上へのルートです。
頂上着。相変わらず素晴らしい見晴らし。
普通に来れちゃいましたね。距離的にはいつもの正規ルートと変わらない感じですかね?
しばらく景色を満喫して今きた道をのんびり戻ります。
泥が跳ねないようにゆっくり降るので登りよりも実は神経を使うのである・・・。
戻ってきました。
行けるとこまで行って引き返す予定が普通に登れて降れましたね。
これも車体性能が優れていればこそですね。
特にフレームが硬過ぎたら途中でヘロヘロになってしまい頂上までは無理だったと思います。
当初はより長距離における走行性能を試してみたかったのですが、これはこれでいい実験になりました。
もちろんパンクトラブルやメカトラブルなどはありませんでしたよ。
あまり購買意欲をそそるかどうかという点では微妙なインプレですが悪路もいざとなれば走れます!
…という堅牢さと信頼性の高さをアピールするという点では面白いと思ったのでネタにしてみました。
『わざわざ休みに体張ってご苦労さん&暇人おつ』と思われるかもしれませんが、それは違いますね。
自転車で飯食ってる人間が休日に自分の自転車を差し置いて乗ってみたい自転車というのが正確です。
単に仕事のみで宣伝してるだけならわざわざ貴重な休日に乗ったりはしないです。
それくらい自信をもってビギナーからカーボンに飽きてきた上級者までオススメできるロードバイクです。
試乗車も店にありますので現物のカラーを見たい、実際に乗ってみたいという方は店頭までお気軽に。
限定カラーのFarna SL-105もよろしくお願い致します。
白を基調に鮮やかなピンク色とアクセントのブルーが美しいフレームです。
性別を問わず選んで頂けるカラーだと思います。
今日のブログのレギュラーカラーと併せ、ご注文やお問い合せはメールにて宜しくお願いたします。
ペダルレンチが気に入られたようです。
まあ、たまたま座った場所にペダルレンチがあっただけなんですけどね。
カワイイから良し。
かいたひと→店員A