急遽ブログ当番となったので、ちょうど組んでいたし、自分も買えるなら買いたいバイクなのでネタに。
当店でも特価で販売させて頂いているBMC SLR02 Ultegraです。
コイツはいいですよ。
最上位モデルのSLR01と同じ形状ながらこちらのほうが万人向けの剛性になっています。
BMCはきちんとグレードに応じてフレームのカーボンの質や剛性を変えています。
今回ご紹介するSLR02の方がワイヤーの取り回しも外通しなので個人的には好きですね。
それでは簡単に紹介を。
フォークはブレーキキャリパー下部あたりからくびれて細くなったストレートなデザインのフォークです。
BMCのバイクの特徴とも言える非常にボリューム感のあるトップチューブとダウンチューブ。
日光の反射具合を見れば分かると思いますが非常に複雑な各断面で構成されています。
一方、バックステーはかなり細身となっております。これもBMC、特にこのSLRシリーズの特徴ですね。
チェーンステーはかなり太めの作りです。
見難くて申し訳ないですが、チェーンステーは左右非対称になっています。
トップチューブ、シートチューブ、バックステーの接合部。
素材の違いやデザインの変更はあれどもこの部分もひと目でBMCのバイクと判りますね。
このモデルのコンポーネントはシマノのアルテグラ。
もちろんアルテグラのフルセットでございます。
クランクの丁数は52-36Tです。
リアスプロケットは11-28T。
ワイヤーは冒頭でお伝えしたように全て外通しとなります。
SLR01がダウンチューブ付け根から入るタイプの中通しですが、メンテナンス性は外通しが一番です。
SLR01も組んだことがありますがやはり外通しが組みやすく、フリクションも発生しにくいです。
当店で組むバイクはバイクの種類にもよりますがライナーをフロントディレイラー側に仕込みます。
どうしてもこの部分でフリクションが発生するのでライナーを通すことで動きが滑らかになります。
地味ですがこの一手間がディレイラーの性能を充分に発揮させます。
大した手間ではないですしね。
※1、主にライナーを仕込むのはカーボンバイクのフレームをワイヤーが貫通するタイプです。
※2、何でもかんでも付けているわけではありませんし、付ける必要のないバイクには付けません。
シートポストはカーボン製のポストが付属。後ろにオフセットしています。
このカーボンシートポストもSLR01は専用品ですがSLR02は汎用的な丸型です。
ですので場合によってはお手持ちのお気に入りのポストなどとも交換可能。
まあ、余程の理由がない限りは交換する必要がないほど良いシートポストですけどねこれ。
サドルはFizik社のサドルが付属。
サドル単体重量は約240g(メーカー公称)です。まあ重量的には可もなく不可もないモデルかと。
ホイールはRS-21が付属。
う~ん、練習にはいいけど、このフレームの性能を活かすならより良いホイールに替えたいところですね。
予算のある方はうちの店のホイールコーナーから好きに選んじゃって下さい。
あと、この表面のヒビみたいな柄ですが、これはヒビや亀裂ではなくカーボンの模様です。
不良品ではないのでご安心を。
光の角度によっては本当に亀裂に見えたりする時があってたまにビビリますけどね(笑)
というわけで、非常に端折り気味ですがSLR02のご紹介でした。
まあ、このクラスの商品になってくると性能についてはもはやとかく言う必要は無いかなぁ…と。
これでホイールまで変えたけど走らなければそりゃもう車体ではなく脚の方を疑うレベルかと…。
それくらい、乗らなくても組んでて確信するほどの良い自転車です。
金があるなら自分用にとっくに買ってます。
個人的にはSLR01よりオススメです(特にワイヤー関連の整備性で)。
在庫ですが今日の画像に使用した480サイズはあと1台。
510サイズと540サイズは割と沢山在庫しております。
ですが、いい感じに捌けていっておりますのでお早めに。
取り置きなどは出来ませんので早い者勝ちですよ。
またBMCの商品は実際に跨ると何故か数値以上に大きく感じられます。
ホームページに適正身長を出してますが手脚の長さに自信がない人はワンサイズ小さめがいいかも。
ちなみに自分が170cmジャストで手脚短いので480サイズがたぶんピッタリという感じでした。
まあ、別にステムの長さやハンドルやブラケット角、サドルやシートポストでいくらでもアレンジできます。
とはいえ一応、念のため述べておきました。特に通販の方は一応、ご留意下さい。
かいたひと→店員A