こないだはBMC社のSLR02 Ultegraを紹介していましたが本日は上位モデルのSLR01 Ultegraです。
コンポーネントは同じながらフレームとフォークがプロが使用しているものと全く同じです。
また、ハンドルやステム、ホイールもより良いものがアセンブルされています。
SLR02の方が売れると思っていたのですが最近はこのSLR01のオーダーが非常に多いです。
ではサクっと紹介します。
フォークの形状はSLRシリーズに共通するデザイン。
形状は同じでもこのフォークはSLR01専用のカーボンで成形されています。
そこはプロが使用するトップモデルですからね。同じなわけがない。
なんですが、こちらもフォーク同様カーボンの質と剛性はプロ仕様と同じだけあってSLR02よりも上です。
また、SLR02と03との違いとしてブレーキとシフトのケーブル関連がフレーム中通しとなります。
トップチューブとダウンチューブの付け根からニュッと入る感じです。
リアブレーキのワイヤーもヘッドチューブからトップチューブの中を経由します。
後三角もSLR02と大きな差異は見られません。
バックステーは他のチューブに比べると細身で扁平ですがリブが入ったような角断面形状です
チェーンステーは左右非対称。
ボトムブラケットも右側に突き出るデザインでこちらも左右非対称です。
ボトムブラケットはBB86規格です。
そしてこのフレームがSLR02や03との最大の違いがこのシートポスト。
影の付き方でわかると思いますがこのシートポストは丸い汎用タイプではなく専用シートポストです。
なにげにシートポストもFizik社のアリオネが付いています。
シートポストの締付けトルクは3ニュートンですぞ。締めすぎ注意!
このクラスの自転車を所持されるなら念のためトルクスレンチを持っていてもいいかもしれませんね。
ハンドルやステムは3T社の中・上位グレードのアルミ製のものがアセンブル。
コンポーネントは全てアルテグラ。
クランクは52-36T。
リアスプロケットの歯数構成は11-28T。
ケーブルルーティングも一度フレームの中を貫通する取り回しです。
ホイールはDT Swiss社の完組ホイールR23 SPLINEです。
非常によく回るハブでリアのフリーのラチェット音は独特ですよ。
カタログスペック1605gですので練習からレース、ツーリングまで必要十分な性能でしょう。
タイヤはコンチネンタルのGRANDPRIX 4000Ⅱの23cです。
プロが使用するモデルと同じだけあってフレームの性能は文句なしでしょう。
コンポーネント、パーツ、ホイールも手堅くまとまっており、特にすぐカスタムが必要なところはなし。
重量も実測はしていませんがかなり軽量。カタログでは7.2Kgとのこと。
フレームの性能は抜群なので後は乗り手のスタイルに合わせてカスタムすれば鬼に金棒ですかね。
平地メインにするもよし、ヒルクライム仕様にするも良よし、傑作高性能万能バイクでしょう。
在庫数はまだナンボかありますが如何せん問い合わせや注文が多くみるみる溶けてっています。
とまあこんな感じですのでお問い合せやご注文は必ずメールにて宜しくお願いたします。
お電話では在庫数はお答えできませんしご注文も確定できません。
なお、今日もこのモデルもガラスコートを施工しております。
が、SLR02の時より光らないのはこのSLR01はフレームのクリアーが少ないためです。
塗料も重量増加の一因になるのでSLR01は02ほど多くは塗られていない感じです。
塗料の重量にも気を遣う辺りにトップモデルたる所以を感じますね。
それでも画像のように充分にテカテカして角度によって地のカーボン柄も映えますけどね。
ガラスコートのご用命もお待ちしております。
かいたひと→店員A