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展示会の思ひで③

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再び展示会に出かけてきたのでレポートがてらブログネタに。

今回はTAK21(重松)様。

例によってi-Phoneの撮影モードがスクエア撮影になってるのに気づかずそのまま撮りまくってました…。

なのでブログ用に圧縮するとヘンテコにリサイズされるという悲しい現象が起きてます。ご了承下さい。






TAK21様はパーツでお世話になっている問屋様です。

画像はワイヤー・ケーブル類でお馴染みのJagWire社の製品。






カラー展開が豊富です。自分のバイクに合ったコーディネイトが出来ますよ。

当店にもいくらか在庫してますが主に使うのはブラックやシルバーなどのメジャーどころですね。






目を引いたのはやはりWHEELS MFG(ホイールマニュファクチャリング)社のボトムブラケット。

当店はフレームとコンポを指定して頂き組み上げる…というオーダーを多く頂きます。

その時に困るのがやはりボトムブラケットの規格。いっぱいありすぎなんじゃああ!

そんな時、当店がチョイスするのがこのWHEELS MFG社の製品。






見よ!

殆どの規格に対応する製品が出てます。これは凄い。






アダプター関連も豊富です。

これらのアダプターでクランクの軸の太さをメーカーごとの太さにコンバートできます。






PF30規格ならお客様がOKなら当店はこのBBで決まりです。

個人的に『擬似スレッド式PF30BB』と呼んでます。

見ての通り、BBの左右にスレッド式でお馴染みのミゾがあります。

これを締め込んでいくとBBの中ほどにあるネジが締まりスレッド式同様に圧入されます。



特筆すべきは従来の圧入式BBと違い逆に回すと普通に外すことができること!

これまで同様に壊れたりい傷むことを覚悟の上でドツいて出す必要はありません。

つまり、確実かつ安全にスレッド式の要領で脱着可能。






また、このBBの凄いところはこのミゾのついた位置にベアリングが有ること!

プレスフィット系のBBはベアリングがフレームの内側に埋没される形で固定されてました。

ベアリングが外側に位置していれば踏力ははそこにかかるので内側よりもベアリングやクランクシャフトにかかる負担が少ないです。






普通のスレッド式もありますぜ。






何とリアディレイラーハンガーまで作ってます。

恐らくほぼ全メーカーを網羅してると思われます。あなたの車体のハンガーもきっとあるはず。






個人的に大好きなRACE FACE社。

クランクはマウンテンバイク好きには垂涎モノ。

このモデルはクランクがカーボン製ですね。






ステム類。






自分も使ってるステムの新型と思しきモデルが。

35mmクランプとなっております。確かDeda社が35mmクランプのロード用を出してましたね。

しかし最近はロードバイクとMTBの規格の境目がなくなってきたような感じですね。

MTB用ですが軽量なのでロードにも使えます(使ってます)。ステム長も120mmまであったような…。






ハンドルも。アルミからカーボン製まで。






35mmクランプ用。太い!






見ての通り、切削技術がRace Face社は素晴らしい。

当店の(・(ェ)・)氏は自分のロードのチェーンリングにRACE FACE社のリングを使用しています。

一時、ロード用のハンドルやステム、クランクも作ってたんですけどなくなっちゃいましたね…。






NORTH SHORE BILLET(ノースショアビレット)社のステム群(画像が圧縮されててすいません)。

ちと重いのでロード用には使えないかな?でもこちらも切削が恐ろしく綺麗です。






様々なディスクブレーキ用のアダプターも。






こちらも凄まじく高精度な切削にて作られています。

うちのスタッフの(・(ェ)・)氏はここのディスクアダプターが最もお気に入りのようです。

『頑丈かつ高精度』が決め手のようです。






他にはDVOと言うメーカーのサスペンションが。






クラウン部というかレッグまで全てのアウターケーシングがカーボン製。すげぇな…。

MTBは個人的に全く最近乗ってないし流行も追ってないけどこんなに進歩してるんだ…。






昔からある老舗のKOWA社。

ジュールというサスは昔、活躍してたMTBクロスカントリーのプロも使用していた名作でしたね。






KOWA社製の可変シートポスト。

なかなか良さげですね…自分が次に作る自転車にこういう可変タイプ探してるので候補に入れとこう。






目を引いたのがMSCというメーカーのMTB関連。

かなり手広くいろいろな部品を製造しているようです。






個性的なデザインのディスクローター達。







ハンドル類やステム類など。






ステムは近づいてみると個性的。






4本ボルトではなく2本ボルトで固定。

ステムキャップがなく昔のロードのクイルタイプみたいにハンドルをくぐらせて通す必要があります。

持ってみるとメチャクチャ軽量。MTB用なのでロードで使う分にも剛性は必要十分かと。

ちょっと欲しい。






個人的にイチオシなのがTANGE SEIKI(タンゲ精機)のスレッド式BB。

ベアリングがメチャクチャ滑らかでした。

お客様にも勧められそうです。値段も海外メーカーのものよりは安いのも良いですね。






他にはカラフルなスペーサーや…






こんなステムキャップも。使うかと言われれば絶対に使わないですけど。



車体は無いですが、こういうパーツ関連を見ておくことによってお客様に勧める選択肢が増えます。

最近はグラベルロードなどロードとMTBのいいとこ取りみたいな車体も増えてきてますからね。

なので決してこの展示会に行ったのは遊びではなく後学のためなのですよ…ですよ!



他にも画像がワンサカあったんですけどまあこれぐらいで。キリがないですので。

今月も色々と展示会がありますし、このTAK21様の後も試乗会ありましたのでまたその内に。





かいたひと→店員A


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