こんにちは、ジェロニモです。
またお会い出来ましたね。
昨日、東京でORBEA、ハッチンソン、RUDYPRODUCTの展示会でしたので、
わざわざ新幹線に乗って東京まで行って来ました。
往復に約6時間は中々辛かったです。
今回の展示会の会場はこちらでした。
OVE青山というオシャレなところで展示会でした。
今回の目玉はフルモデルチェンジしたORBEA ORCAです。
確かコレで6代目のORCAとなります。
今年のツール・ド・フランスでチームコフィディスのジョフレ・スープ選手が
迷彩カラーを纏ったこのプロトタイプを駆り、新型の噂がされておりました。
ご存知の方はいると思うのですが、ツールが終了し8月上旬には本国では既に正式発表されておりますこのORCA。
9月にはサイスポにも紹介されており、昨日、日本で正式発表となりました。
本日は目玉となる、2017年オルベアのモデルを紹介していきます。
まずはフルモデルチェンジした新型ORCAです。
画像の車体はディスクブレーキ仕様で、
新型ORCAはリムブレーキ、ディスクブレーキの2つの仕様となります。
リムブレーキの仕様は従来どおりですが、
ディスクブレーキ仕様は前後スルーアクスルのフロント12mmx100mm、リア12x142mmとなります。
この上記の規格が今後のディスクロードの主流となると思われます。
この新型オルカはチームコフィディスの選手の要望やフィードバックを元に作られており、
車体は2015年式のORCAと比べますと、パット見どこか似ておりますが、
外見も中身も別物となっております。
まずはみんな気になるフレーム重量ですね。
こちらはオルベアの製品マネージャーさんがプレゼンしている内容ですが、
昨年モデルと比べて約80g軽くなっており、フレーム重量は795g、フォーク重量は315gとなります。
Sramred等で組めば6kgを下回れそうです。
重量を軽くできる理由としては、ピナレロでも採用されているEPS製法にすることで、
剛性を高めつつ安全性を高め、全体の重量を軽減させることに成功させております。
次は車体の要となりフロントフォーク
前モデルは外側へベンドさせたフォークブレードでしたが、
形状は変わっており、前モデルの面影は無くなっております。
TTバイクのORDUから受け継いだ「フリーフロー」という形状にすることで、
フォークの内側が広がり、空気抵抗が大きいフォーク内側に流れる空気をスムーズに後方に流すことで空力を高めております。
フォーククラウンをボリュームを上げ、ヘッドチューブにめり込むようなデザインにすることで
ヘッド周りの剛性を上げております。
また、フォーク長さを旧モデルに比べて5mm短くしております。
次はヘッドチューブです。
すこしシンプルな形状となりました。
剛性アップの為、ヘッドチューブは3mm高くなっておりますが、フォークが短くなったので実質はスタックハイトはそこまで変わりはないです。
ダウンチューブの形状は
前作は三角形に近い形状に対して、丸パイプに近い形状となりました。
見た目もシュッとしております。
BB規格をBB386にすることで剛性を増しております。
ハンガー下がりは70mmと低重心ですので、ダンシングの際に
ふらつきにくくなります。
チェーンステーはボリュームを増しておりますが、
チェーンステー長さを405mmから408mmに変更することで、
28Cタイヤを装着できるので走行安定性と快適性を高めることが可能です。
ディスクブレーキ仕様ですとチェーンステーの長さは415mmとなります。
先程、紹介した「ヘッドチューブ」、「フロントフォーク」、「ダウンチューブ」、「チェーンステー」のこれらはオルベアではパワーラインとも言われており、その剛性の数値が高いほど、パワーを受け止めやすくなります。
ORCAは年々剛性を上がっており、第4世代は約70Nm、第5世代、前作は約80Nmでしたが、
新型は94Nmと、14Nmも数値が上がっており、高剛性となっており、ヒルクライムはもちろん、
ナセル・ブアニの切れのあるスプリントにも応えてくれます!
オルカの特徴的なシートステー形状は無くなり、快適性を重視し、細身で丸形に近い形状となりました。
快適性は前作から20%程、向上しております。
シートピラーの固定方法は内部の臼で固定する仕組みとなります。
見た目もスッキリしております。
チェーンガードが装着しており、チェーン落ちも防いでくれます。
もちろん、取り外し可能です。
最後にバイクの操作性に関係するトレール値は
新型ORCAは全サイズ共通に近い操作性と乗り心地を実現しております。
フレームリーチも5~7mm刻みですので、身長に適したサイズを選びやすくなっております。
カラーラインナップは6色の7サイズ展開となります。
カラーは上記のホワイトとプロチームカラーに、
残りの4色となります。
個人的には水色のカラーが良いな....
定価はリム、ディスク共に税抜き480000円
中々のお値段設定となります。
カラーオーダーがプラス2万円で可能ですので、
好きなカラーで乗ることも可能です。
https://www.orbea.com/jp-ja/myo/step-2
次は新型AVANTと継続モデル等を紹介していきます。
かいた人→ジェロニモ