フォークとフレームを繋げている部品の事をヘッドパーツと呼びます、
このヘッドパーツはバイクの中でも精度の求められる部品のひとつなんです、
フロントからの衝撃を受けながらもハンドリングを左右する滑らかさが必要で汗や雨等が侵入しやすい場所に接するそんなヘッドパーツの組付けを紹介します。
今回紹介するのはインテグラルタイプの組付けを紹介します。
基本的に2個のベアリングと押さえ等からなるパーツのセットをヘッドパーツと呼びます。
それでは組み付けて行きますね、
フォークにクラウンレース(下玉押し)をフォークに圧入します、
圧入する際は真っ直ぐに入るように注意しながら圧入していきます、
圧入された状態がコチラ、奥までしっかり入り、ズレていたりしないかを確認!
確認後にグリスを軽くまんべんなく塗ります、雨やホコリの侵入を防ぐ為にも大事な作業になります。
ベアリング側にも軽くグリスを塗ります。
上部のベアリングにも適度なグリスアップします。
コラムスペーサー・ステムの流れで入れ、プレッシャーアンカーを適度に締めます。
ヘッドキャップ側のボルトを締めた後にステムのボルト適正トルクで交互に締めれば完了!
ヘッドキャップ側のボルトは強く締めすぎたり緩すぎると破損に繋がるので、不安な方は当店に持ち込み頂ければと思います。
オーバーホールをして頂ければヘッドの確認もさせて頂きますのでオフシーズンの間に
ヘッドの確認を!
書いた人→ドゥーメン