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BMC 新型SLR01&02 試乗会に行ってきました 試乗編

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どうも、カンザキのブログです。

今日の担当はジェロニモです。

 

 

前回のBMC新型SLRシリーズの試乗会の続きです。

 
無事にCSCに到着し、BMC試乗会へ。
そこで待っていたのは、新型SLR01の各仕様のフレームセットが展示しておりました。

今回、ディスクブレーキ仕様の試乗車はなかったので、

各部紹介していきます。

 

前後スルーアクスルは12mmです。

どのメーカーも12mmで落ち着いてきてます。

 

キャリパーの取り付けはフラットマウントに適した設計です。

フラットマウント規格のブレーキをダイレクトに取り付けることができます。

 

ICSステムとICSフロントフォーク、

こちらはRM01と同じ専用品となります。

専用品にすることで、ステムからフロントフォークまで、

ブレーキホースを通すことができますので、ケーブル回りがスッキリします。

 

リアブレーキ台座はもちろんフラットマウント対応の設計です。

それ以外はリム仕様と同じ仕様です。


こちらは前作のSLR01からどう変わったかを表すグラフです。(グレーが新型、赤が旧型)

少しわかりづらくて申し訳ないですが、数値上は大幅に変わっていませんが、

乗り心地、BBの剛性が向上しております。

 

こちらは新型ディスク仕様と旧型との比較です。

新型リム仕様と同じく、乗り心地と剛性が上がっております。

 

また新型は旧型と比べて20~30g程重たくなりましたが、

その分落車の際に破損しやすかったチェーンステー、トップチューブの強度を向上させているとのこと。

さらに凄いのはディスクブレーキ仕様の重量、通常ディスクブレーキ仕様のフレームは重たくなりやすいですが、ディスクブレーキ仕様のフレーム重量は825gとリムブレーキ仕様に近い重量に仕上がっております。

 

プレゼンが終わり、試乗会へ。

 

会いたかったぜ...新型SLR01!

 

前作の面影を残しつつブラッシュアップした新型SLR01!

まずは各部の紹介です。

 

ヘッド周りはすこし丸みを帯びた形状です。

 

前作同様ブレーキアウター受けはヘッド前面に設けておりますが、

アウター受けが少し動くようになっております。

ハンドルを曲げた際のケーブル折れを防いでくれます。

 

またフロントブレーキはダイレクトマウントを採用しております。

 

強度が上がったトップチューブ。

気持ち前作よりフレームが横に広がってます。

 

SLRシリーズのアイコンでもあるトップチューブの三角形は無くなり、

シートピラークランプをトップチューブに埋め込んだ仕様に。

シートピラーは専用品です。

 

トップチューブの下側にクランプボルトが設けております。

そうすることで、汗が入りにくくなってます。

もちろん見た目もスッキリします。

 

コンパクトなリア三角。

リアブレーキはダイレクトマウント仕様です。

 

より強度を増したチェーンステー。

BB周りは相変わらずゴツい。

 


通常のリアハンガーとは別にR9100、R8000のリアディレイラー対応した

サンドイッチ形状のリアハンガー交換することも可能です。

 

ICSステムに取り付ける事ができるガーミンマウント。

ICSステムが付いた完成車、フレームセットに付属しますとのこと。

 

下にGOPROのマウントが付いているのでスポーツカメラもご使用できます。

 

写真撮影も終わり、やっとこさ試乗へ。

試乗サイズは54サイズ。

自分の身長にピッタリでした。

旧型と比べトップチューブが若干スローピングしておりますが、

パッと見では分からないですね(笑)

 

試乗した感想として、

まず比較対象は3年前ぐらいに試乗した旧型SLR01。

旧型は70km程しか乗らなかったので、

試乗した際は身体が覚えているか心配でした(笑)


修善寺のはアップダウンが殆どで、フレームの剛性感とコーナリング性能が体感しやすいコースです。

まず最初の1周5kmは身体を慣らすため、何も考えずに走ってみる事に、

1周目を終わって分かったのは、旧型と変わらずの凄まじい剛性感。

トルクフルでペダリングしても跳ね返ってくるぐらいですが、

その代わり力を逃さず、前へ前へ進んでくれます。

体力のある間が最高に楽しい車体です。

上り等はシッティング重視かつ少し軽めのギアでケイデンスを上げて走るのが、

気持ちよく走りやすいです。

パワーがあってペダリングが上手い人ならもっと速く走れるかと思われます。

 

コーナリング性能等は旧型だとアンダーが出やすい印象でしたが、(単純に自分が乗るのが下手だったかもしれないが)新型はそんなこと無く、思った通りにコーナリングします。

ブレーキ性能は、ダイレクトマウントになったからかもしれませんが、制動力も高まっております。

最後に振動吸収性、乗り心地ですが、コースの路面が普通に綺麗でしたので、

コース脇を走ってみましたが、「ちょっと乗り心地良くなったな」程度ぐらいですかね?

ただ旧型も振動吸収性が抜群に良いので、すこし分かりにくいかな。

 

例の休憩所にて休憩。

 

ちょっと一段落してからSLR02に乗り換え。

 

2018 SLR02

セカンドグレードのSLR02です。

SLR02も新しくなりました。

 

SLR01との違いは、軽さとカーボンレイアップの違いだけで、

ほぼ同形状です。

 

こちらも試乗したところ、

新型SLR01との比較になりますが、

ホイールの性能差もありますので、走行感がすこし重たく感じますが、

01と比べて乗りやすく扱いやすいと感じました。

 

剛性感はSLR01と比べてほんのすこしマイルドになり、

踏み込んだ時のダイレクト感は落ちますが、ちょうど良い剛性感です。

SLR02はすこし溜め込んでから進みますので、万人受けしやすいこっちですね。

 

もしSLR01とSLR02をどちらか選べと言われましたら、

現実的なチェイスであればSLR02ですね。

軽さは違えど剛性感と乗り心地は近い性能ですので、

週末のサイクリングをメインに、たまにレース出られる方にオススメです。

105完成車で定価310000円はお安いと思われます。

 

只、ロマンを求めるのでれば、SLR01が間違いないです!

他を置いてきぼりにする加速、剛性感が魅力的です!

 

以上がBMC試乗の感想でございまする。

 

もう一週しようかなと目論んでいたのですが、

天候は悪くなり、

 

霧状の雨でこれ以上の試乗は断念。

ディスクブレーキモデルのロードマシンシリーズの試乗に打ってつけでしたが、

前が見えなくなるので、やめときました。

 

コースから離れて着替えて、CSCを後にしました。

楽しい試乗会をありがとうございます!

 

駅までレンタサイクルでしたが、

幸い下界は雨は降って無かったので、無事に駅につきましたので、

ちょっと一安心です。

 

帰りお腹が減っていたので、

三島にてうなぎを食べて帰りました。

ちょっとした贅沢でした。

鰻重食ってヒャッホーしながら新幹線に乗り込み、無事大阪へ帰宅。

帰宅時間は夜の11時前、かなりしんどかったですが、

行く価値はありました。

 

BMCの2018年モデルの詳しい内容は、

スタッフにお声頂けましたらと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

書いた人→ジェロニモ

 

 

 

 

 


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