どうも、カンザキのブログです。
先日大量のホイール組のご依頼を受けましたのでそんなお話し。
当店のツイッターの方でもスタッフのアカネ氏がアナウンスしておりましたね。
大阪経済大学自転車部のご依頼のピスト競技の練習用ホイールです。
キレイに前後というわけではなく、ペアフロント用3本、リア用6本と変則的なご依頼内容。
部の在庫の加減によるものなので内容が斬新に感じますね。
低価格・高品質な完組ホイールの台頭ですっかり少なくなってしまったいわゆる手組ホイール。
ある程度スポーツバイク人口が行き渡るとともに、完組ホイールの人口もある程度行き渡り切った印象。
最近では雑誌にも特集で取り上げられたり、それこそホイールの専門店のようなお店も出て来ました。
新たに手組ホイールに注目が返ってきているように感じます。
手組ホイールの良さはなんと言っても自由度の高さ。
そして組手のさじ加減で強弱をつけすい所ではないでしょうか。
普通のJベントスポークを使用しているハブなんかだったら補修もやりやすいなんてところも魅力です。
お好みのリム、ハブ、スポークを選んで自分だけのオリジナルホイールを組んだり、
予算の都合や目的の重量や剛性感など自由自在に組み合わせ可能なのです!
そんなホイール組ですが、当店ももちろんご依頼を承っております。
工賃は大体¥3,000~¥4,000/本 程です。
リム×ハブ×スポークの組み合わせで広がるまさに無限大の可能性!
考えただけでワクワクするじゃありませんか!
何を選んだらいいかわからない!
という方は大体予算やら目的、目標なんかをお伝え頂ければご相談の上ご提案いたしますよ。
店頭・HPも手組用のコンテンツを今後増やしていきますね♪
ディープな様で実は入りやすい手組ホイールの世界へようこそいらっしゃいませ。
今回のご依頼は手組ホイールの教科書のような組み合わせ。
リム: ARAYA 16B GOLD LABEL
×
スポーク: HOSHI エアロスポーク NJS
×
ハブ: SUZUE PROMAX TRUCK HUB
でした。
ハブが競輪でも使用されているNJSのデュラエースハブでないだけで、形・寸法はほぼ一緒。
ですのでスポーク長もホシのNJSでイケました。
競技使用なんだけど練習用だし予算も抑えたいし、メンテも出来たら楽なほうがいい。
そんな学生さんのニーズにお応え出来たホイールだと思います♪
リアホイールは両切り仕様だったのでイタリアン組ではなく敢えてJIS組で。
ひっくり返しても違和感なく使えるようにしました。
ハブはデュラエースハブを使用するのも良いのですが、何分カップ&コーンのメンテナンスが面倒です。
スズエのハブであればシールドベアリングですので基本的にはメンテフリー。
選手たちには余計なことを考えずにガンガン乗って頂きたいですもの。
ちなみにバルブホールを覗くとスズエのロゴが見えるように組み立てました。
そんなマナー感溢れる組み方がなんか自転車屋さんっぽいでしょ(笑)
いかがでしょうか。
今回はピスト競技用ということでまさに定石通りのような組み合わせのホイールでお届けしました。
手組ホイールはトラディショナルに振るのも、ド派手にディープリムを組むのもあなた次第。
ご要望や使用用途、ご予算に応じて色々ご提案致しますよ!
書いた人 → ぼっくす