常識を打ち破れ!
をコンセプトとしたローターの2019モデルのプチ展示会が京都で行われたのでお邪魔してきましたよ。
ローターはアクセサリー№1ブランドを目指して独自コンポーネントの開発を行うスペインのブランド。
ローターの看板商品でもある楕円チェーンリングがこの度大幅なモデルチェンジを行ったことで今年は業界がザワつきました。
文字やらプレゼン資料の画像ばっかりでちょっと長いブログになるので、もしご興味あればおつきあいください。
(単に写真を取り忘れていただけというのは内緒だ!)
・商品構成をシンプルにしました。
2019のローターは非常に商品構成がシンプルです。
以前まであった32品目ものクランク関連のカテゴリーをなんと8品目までにギュギュっと絞り込みました。
5アーム関係のラインナップから今後は現行のALDHUのようなダイレクトマウント式に統合されていくようです。
商品ラインナップを絞り込むことによって商品開発を集中化。
さらにはユーザーから見ても商品が選びやすくなりました。
今まではQやらQXL,MASやら何んやらとえらい多かったですもんで。。。
5アーム関係のパーツは今後入手が困難になってくるかと思いますので、スペアをお求めの方は早めの方が良いかもしれません。
生産は2020年までには終了していくようです。
・シフティングの向上。
この辺はALDHUの時に出てた情報でおさらいになります。
チェーンリング自体の厚みは以前の4㎜から5mmに厚みを増して剛性をアップ。
ところがただ、剛性を上げるだけでは変速性能は向上できません。
そこでデザインや工作に変更を加えることでシフトに対しての反発力も向上させたのです。
ココの辺りはダイレクトマウント式にすることでチェーンリングの開発をシマノ規格に依存しない形で行える、つまりは自分たちの狙った性能をフルに発揮できた結果ともいえるでしょう。
変速ピンの位置の見直しも行われたことで現在のローターの変速性能はかなり高い水準になっています。
テストバイクで私も試してみましたが頼りない部分もなく、ほんとにカチッとスパスパ入ります。
テストバイクの画像は撮り忘れてしまいましたが。。。。
・安心して選んでもらえます。
とは言え、楕円リングはやはりキワモノです。
どれだけ行ってもメリット、デメリットは確実に存在します。
Qリングのメリットを生かすことが出来れば、確実にペダリングは早く、楽になります。
が、どれだけハード側で変速性能の向上がされていたとしても楕円リングの特性上、歯とFDとの隙間が一定にはなりません。
ですので変速をある程度上手に行っていただけなければチェーン落ちのリスクは免れません。
力いっぱい踏み込みながら変速させるってのも当然無しですよ。
つまりは合う合わないってのが確実に分かれるアイテムではあります。
そこでローターでは「60日返品キャンペーン」というものを実施します。
どれだけ語っても使っていただかなければメリット、デメリットは分からないわけで、
Qリングを使ってみてもし気に入らなければ、
Qリング → 返金
QリングDM → 真円に交換
という何とも太っ腹なキャンペーンです。
もちろん当店でもやりますよ。
まだ一歩どうしても踏み出せない方、ぜひこれで背中を押されちゃって下さい!
・2019 BRAND NEW ITEM!
はい、おまたせしました。2019のニューラインナップについてちょこっと書いていきます。
アルデュークランクに待望の24ミリスピンドルモデルが登場です。
コレでシマノBBユーザーはわざわざBBを変えることなくロータークランクが使えますね。
トレックユーザーにも朗報なのでは無いでしょうか?!
ちなみにコンタドールがコッソリ・ガッツリとテストで使ってたみたいですよ。
・VEGAST クランク
アルデュークランクにコレまた待望のセカンドグレードが登場。
その名もVEGAST(ヴェガス)クランクです。
VElta、GAlibier 、STelvioのイニシャルから名前を取った形です。
素材を7075鍛造から6082鍛造CNCアルミニウムに変更して剛性を調整。
僅かなしなり感も与える事で硬すぎず使いやすいクランクに仕上がりました。
お値段も¥27,400+DMチェーンリング代で大体¥53,200ぐらいになります。
・ダイレクトマウント トラッククランク
トラッククランクもDM化です。
ローターのカチッとした踏み心地はトラックには最高だと思います。
ちなみに、専用BBと取り付け工具が付属です。
・IN Power ダイレクトマウント
2018シーズンにコッソリと登場していた2inPowerのDMモデル。
ちゃんとインパワーの方でも作りますよ。
今度はブルートゥースが追加です。
お値段は¥100,000+DMチェーンリング代。
前モデルの3D+と比較すると3万円近く安くなってます。ええ感じです。
・Unoスプロケット 11-30t、11-32t
超軽量のUNOスプロケットに30t以上の選択肢が増えました。
今までが11-28tのみのラインナップだったので、坂好きには朗報ですね。
コレでヒルクライム向けにもUnoを使えます。
さてザザッと書いて行きました、2019ローターです。
当店では2019も変わらずローターを応援して行きますよ!
只今、
ALDHU 3D 170mm 52/36 RIM
展示中!
圧倒的な仕上がりを是非見にいらしてくださいね。
書いた人 → ぼっくす