どうも、ドゥーメンです!!
実は最近新しくバイク新調したんです。
そのバイクの紹介&インプレをしたいと思うのですが
新しいバイクを選ぶにあたって、いくつかのわがままポイントがあったんです
そのわがままポイントを解説していこうと思います。
●グラベル系バイク
今現在ロード,MTB、ダートジャンプ、ピスト、シクロクロスと幅広いジャンルのバイクに
乗っているのですがどうしてもグラベルやバイクパッキングを本格的に楽しみたくなった為に
新たにバイクの選定に入りました。
●ディスクブレーキ【油圧】
現在所有しているバイクの殆どがディスクブレーキを採用していて、
ディスクブレーキの圧倒的なパフォーマンスの虜であり又グラベルにのハードな
コースにも対応するためにも油圧ディスクブレーキモデルを選定。
●スルーアクスル
油圧ディスクブレーキの圧倒的なブレーキ性能を最大限に発揮するためにもホイールの
固定力と確実な固定を求めるためにスルーアクスルを採用している事。
輪行の時に確実な固定が可能になりディスクブレーキの摺り音も減らす事も可能な為
●カーボンフォーク【テーパードコラム】
いくら油圧ディスクブレーキが強力なストピッングパワーを持っていようともその力を
受け止めるフォークが貧弱であれば元も子もない、
そこでテーパードコラムを採用したフォークと振動吸収性のがありながらもコントロール性の
高いフォークを採用を希望
●タイヤクリアランス40C以上
レキの多いグラベルを走る際にハンドリングやグリップ性さらにパンク耐性を高めるために
タイヤボリュームを高め空気圧を大幅に下げたいめに40C以上のタイヤクリアランスを希望
●汎用性の高さ
グラベルだけでなくバイクパッキングやシティーライドにも使いやすく汎用性の高いバイクを求める
条件としてはラックやフェンダーを取り付けるためのダボ穴とボトルケージダボ穴、更にフォークにも
豊富なダボ穴が有ることを希望した。
●クロモリ
現在乗っているバイクの殆どがクロモリであり、ライディングスタイルとも一致しており
クロモリバイクを希望、グラベル走行や輪行などで転倒や運搬時の傷も増える事も
多く耐久性の面でもクロモリを希望した
●スタイルのあるバイク
スピードを求めるのでなくバイクを使うことで新たなライフスタイルを生み出す様な
どこにでも連れて行ってくれるスタイルあるバイクになる1台を求めている。
以上のわがままポイントでした。
今のトレンドの技術を取り込みながらクロモリでスタイルも気にする
わがままポイントたちですが
このわがままポイントを制覇するバイクを求め出会ったのがこちら!
■JAMIS ジェイミス 2019 RENEGADE EXPLOIT
行き先、走り方を選ばないオールラウンドロードバイクで
ロードでもなくクロスバイクでもなくシクロクロスバイクでもなくグラベルでもない
アドベンチャーロードの名を持つRENEGADE[レネゲード]シリーズの
1つをセレクトしてみました。
ロードでもなくクロスバイクでもなくシクロクロスでもなくグラベルでもない??
いったいアドベンチャーロードってなに??となるでしょう。
各バイクとの違いの特徴を説明しようと思います。
・ロードバイクとの違い
フレームの耐久性を高め未舗装路の走破性を高めるために太いタイヤの装着を可能にし
ロードバイクよりも低重心で安定性を確保。
・クロスバイクとの違い
ロードバイクにも言えることだがシティーに特化したクロスバイクのポジションとは違い
ロングライドにも最適化したポジションを前提に設計。
・シクロクロスとの違い
競技性の高いシクロクロスとは違い前傾姿勢を緩やかにしアプライドなポジションを確保
さらにホイールベースを長くして直進安定性を高めている。
・グラベルロードとの違い
グラベルロード設計はロードバイクに近く若干ではあるが重心が高くなる傾向にあるが
低重心に抑え更にグラベルロードには少ないダボ穴を豊富に装備してツーリングにも
転用が可能になっている。
このようにグラベルロードではなくアドベーンチャーロードとして開発されたのが
RENEGADE[レネゲード]シリーズです、この特別な設計思考により
都市→街→郊外→山道→登山道までもがRENEGADE[レネゲード]シリーズ
のフィールドとなるのです。
ここでわがままポイントのチックをしてみたいと思います。
●グラベル系バイク
グラベルはもちろん問題なくクリアー!!
●ディスクブレーキ【油圧】
EXPLOITは初期装備にSHIMANO 105(R7000)の油圧ディスクブレーキを採用しているので
問題なし!レバーも小型化され制動力もGOOD
●スルーアクスル
12mmスルーアクスルを前後に採用していて固定力抜群!
●カーボンフォーク【テーパードコラム】
ECC[Enhanced Compliance Offset]性能を採用しフォークの振動吸収性を高めながらも
確実なコントロール性能をキープする設計であり、フォークブレード全体を前に出し路面からの
振動をより多く吸収させ、ハブ軸を後方に寄せることでハンドリングを最適化したフォークを採用
コラムもテーパードで更にヘッドチューブは高強度な44mmヘッドチューブを採用。
●タイヤクリアランス40C以上
カタログでのタイヤクリアランスは42Cまでの対応となり要望のスペックを確保!!
更にホイールはチューブレスにも対応していて低空気圧にも対応。
●汎用性の高さ
豊富なダボ穴でツーリングやシティーバイクとしての汎用性も高い
カーボンフォークでありながらフェンダー要ダボも装備されている。
●クロモリ
REYNOLDSの631が採用されていて高強度でありオフロード走行時にも
安心が持てます、ちなみにREYNOLDS 631はクロモリではなくマンモリ
でマンガンモリブテン鋼です。
●スタイルのあるバイク
使い方いろいろでどこにでも連れて行ってくれるバイクになりそうです。
キャンプや釣り等にも一緒に連れて行ってやりたいぐらいです。
■インプレ
バイクを組立てさっそくイベント参加【bike2sauna #3】させて頂き
京都は貴船神社からヒルクライムをして途中にグラベルを走り滋賀の近江舞子までの
ヒルクライムが多めの40キロほどのライドに出かけて参りました、
オンロードでの平地走行では太いタイヤとホイルベースの影響か加速の反応は無いが
低重心もあいまって安定感ののある走行が気持ちが良い。
ヒルクライムではクロモリの特徴的なバネ感はそこまで感じられなかったがしっかりとした
チュービングにフレームワークそしてスルーアクスルの安定感が相まって良くも悪くも
クロモリ離れしていた。また完成車に付属するタイヤの重量があるため登りに対して不利であり
チューブレス化又は交換をオススメする。
ロードバイクの反応性を知っていると少し物足らなさを感じるだろう。
グラベルでの走行ではカーボンフォークとクロモリ(マンモリ)と太タイヤの相対効で
振動吸収性は抜群で特にフォークに関しては振動吸収が高い上にハンドリングの
安定感が素晴らしかった。
オンロードでのヒルクライムとは違いグラベルの登りではホイルベースの影響か
トラクションがしっかりと効いてグイグイと踏み込むことが可能で
グラベル走破性の高さを感じた。
ダウンヒルではサドル高が高く安定感は減るがそれでも低重心の影響か
それほど不安は感じない更に前後スルーアクスルの油圧ディスクブレーキが相まって
ブレーキングはかなりの安心感があった。
本格的にダウンヒルを攻めるのであればドロッパーポストを装着することで
下りでの安定感を増すことが出来るので試す価値ありです!
走行面では完成車のままではなくタイヤやホイール交換またドロッパーポストの
装着などのカスタムで大きな変化が期待できそうである。
輪行の際のディスブレーキの擦れ音もスルーアクスルの固定精度のおかげで鳴ることもなく
さらにはチェーンフックが装備されていて輪行のチェーンによる傷もなく大活躍した。
■まとめ
行きたい所に行くことを求め早く走るのではなく楽しむ事を
目的にする方に是非オススメしたい1台です。
・Photo:HaTi_FoG、youkan_0045
・書いた人:ドゥーメン