どうも、カンザキのブログです。
今回はメリダの展示会にお邪魔しました。
今回のメリダのコンセプトはコスパだけで選ばれるブランドではなくドイツ車であると言うことを前面に押し出していきたいとのこと。
メリダと言えば台湾のメーカーでしょ?
という話なんですが、実際のR&D部門はドイツのシュツットガルトにありまして、全ての開発はそちらで行われている、言わばメリダはドイツ車なのだということで、そのアピールを今後増やしていきたいとのこと。
カタログのオモテ面や、バイクのちょこっとしたところなんかにもドイツマークが使われてあり、イメージを付けていきたいようですね。
でもフェルトなんかにしても今後はドイツというイメージではなく、アメリカイメージをつけていきたいといっていたと思うんですが、我々販売店のイメージがすでにフェルトはドイツやし、メリダは台湾となっているところで、どうやってそれを変えていくのか。。
今後のマーケティングに注目ですね。
そして2020メリダではe-bikeマーケットでの幅広い商品展開も合わせて国内シェアも狙っていくとことです。
メリダはeMTBの初期の段階で市場に完成車を投入してきたメーカーの一つです。
今年は更にそのレンジを広げてシティバイクやフルカーボンのフルサスeバイクなんかもラインナップしました。
e-bike全体の2018年度のヨーロッパ実績として出荷台数は約213万台。
そしてその半分くらいの約100万台はドイツへ出荷されているとの事。
この数字はEUへのモーターサイクルの出荷台数を上回ります。
ドイツのeバイク市場の大きさが見て取れますね。
ドイツでのe-bikeムーブメントをそのまま日本に持ってくる様な形で日本のe-bikeシェアを広げていきたい考えの様です。
ここ日本でのメイン商材となるロードバイクに関してはTT/TAのタイムワープシリーズを除いて今回は大きな変更はありませんでした。全てカラーリングのみの変更なのでロードのメリダファンからすると少し寂しいラインナップですね。
諸事情を考慮してか、昨年まで好評だったバーレーンメリダカラーのラインナップは今年はフレームのみでの採用。
ロード系とはちょっと違うのですが、メリダの誇るちょっと変わったシルエットのグラベルバイク、サイレックスに新たにサイレックス+が登場です。
+とは、マウンテンの27.5プラスの様にホイールをサイズダウン、タイヤをサイズアップさせるスタイルです。
これによりタイヤ幅が38cから45cに大幅アップ。エアボリュームも大幅アップするので乗り心地やグラベルでのトラクション性能アップが期待できます。
あとあまり目立っていませんが、クロスバイクのグランスピードシリーズもリニューアルです。スクルトゥーラシリーズのトップチューブ、ヘッドチューブを採用してシルエット的にもよりスポーティーになっています。
スクルトゥーラのトップチューブといってもちゃんと長さはクロスバイク向けにリファインされているのでご安心を。
さて、2020メリダの全体感はこんな感じでした。
また別ブログで試乗編をお届けしたいと思います。
書いた人 →ぼっくす