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ディスクブレーキの油圧のお話。

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どうもドゥーメンです。

油圧ディスクブレーキが多くなってきていますが

油圧ディスクブレーキに使われるブレーキフルード(ブレーキオイル)には

大きく分けて2種類あるのはご存知でしょうか?

今日はそんな自転車に使われるブレーキフルードについてご紹介して行きます。

ブレーキフルードには

・ミネラル

・グリコール系

の2種に分ける事ができるのですがそれぞれに特徴があり

ブレーキのメーカによって使うブレーキフルードが異なるので少し分けて見ましょう

 

■グリコール系

スラム

HOPE

 

■ミネラル

SHIMANO

カンパニョーロ

マグラ

テクトロ

 

このように各社ミネラルとグリコール系に分かれています

ちなみにミネラルオイルとグリコール系には互換性はなく各社指定の

ブレーキフルードを使用しましょう!

 

なぜ?互換性がないかと言と

ブレーキの動作機構としては同じなのですがパーツとパーツの間を

埋めるシールや素材の違いが関係しているのです

対応しないブレーキフルードを使用するとシールを侵してしまい

オイル漏れや故障の原因になりますので絶対に間違えないように注意をして下さい。

 

それではミネラルとグリコール系の違いを見ていきましょう。

■グリコール系

グリコール系はDOTオイルと呼ばれており

車やオートバイに多く使用されているDOTには種類があり

メーカによって指定があるので注意が必要です。

純正を使うのがベター

-----メリット-----

・沸点が260°(ドライ時)と高く高温でも安定したブレーキが可能。

・粘性が低くフィーリングが良い。

・車用やオートバイの物でも使用が可能な場合もあり

入手性と価格が手ごろ。

 

-----デメリット-----

・塗装面に付着すると塗装面を浸食しやすい。

・吸湿しやすく劣化が早い。

■ミネラル

ミネラルと名前から健康的に聞こえるが中身は

鉱物油(ミネラルオイル)なので間違っても飲んではいけませんよ!

-----メリット-----

・粘性が低くフィーリングが良い。

・塗装に対して浸食が無い。

・吸湿しにくい為劣化しにくい。

 

-----デメリット-----

・入手性悪く価格がグリコール系より割高。

 

-----補足-----

・沸点はデータが無いのでわかりませんメーカのによっては

グリコール系より沸点が高かったり低かったりするかもしれましん。

 

このようにブレーキフルードによって様々な特徴があり

使用環境等によりブレーキを選択するのも良いかもしれませんねぇ

 

※ブレーキフルードに対しては理解している範囲でのご案内の為

専門家では無いため間違い等がある可能性もあるのでもしも

間違いが有れば教えて頂きたいと思います。

 

特殊な物にはブレーキフルードにH2O(水)を使用した物や

ブレーキパッドに放熱フィンを多く取り付けた物などもあり

ディスクブレーキのカスタムも可能になっており少しご紹介。

 

HOPE ホープRX4 キャリパー [SHIMANO・Campagnolo]

HOPE ホープRX4 キャリパー [SRAM]

「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ」がぴったりな

ロードバイクのSTI等のレバーで4ピストンの強力な制動力を

手にすることができるHOPEのキャリパー。

 

■カーボンディスクローター

様々なメーカが開発をしている見たいなので今後が楽しみ!

 

■REVER ブレーキ放熱ブレーキパット

放熱面積を広げたブレーキパット

 

■油圧ディスク用ABS

パニックブレーキなどを抑制する非常にコンパクトなABS

 

■ASHIMA ディスクローター Ai2 

160mmで66glと軽量なディスクローター

軽量化の代わりに制動力が犠牲になってしまう悩ましい代物。

 

書いた人→ドゥーメン


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