どうも、カンザキのブログです。
グラベルバイクの黎明期。
過去にキャノンデールはスレートというフレームこそキャノンデールらしいロードバイクのアルミフレームをベースに、650ｂホイールに太いタイヤ、ショートストロークのレフティーフォークを搭載したまさにキャノンデールファンからすればまさに全部盛りのような1台を生み出しました。
スレートが惜しまれつつもカタログ落ちとなってしまって少し経った現在、
キャノンデールから満を持して新たなレフティーフォーク搭載のグラベルバイクが登場です！
CANNONDALE 2021 TOPSTONE CARBON LEFTY3
トップストーンカーボンレフティは誰も成し得なかった夢のようなバイク。
グラベルに必要な要素を全て持ったフレームが最高のフロントサスペンションを手に入れた。
オフロードはどんな道でも余裕でこなし、優れたフレーム設計はグラベルバイクながらオンロードまでをも
自由自在に行き来しライダーに純粋な「走る楽しさ」を提供してくれます。
まさに今現在のキャノンデールらしさを丸ごと詰め込んだ最高のグラベルロードが誕生です。
さて、おさらいです。
トップストーンカーボンと言えばこのキングピンサスペンションでしたね。
直接的なバネのシステムを介さずに、フレームの撓りを利用して30ミリのサスペンションストロークを得るというシステム。普段は動きを感じる事はありませんが、段差の激しいグラベルウェイでその効果を発揮しスムーズな走行感を実現します。
そしてお待ちかね、こちらが新しくなったレフティ、オリバーです。
Fsiに搭載されたオッチョのようにシングルクラウンのスタイルで新登場。
テクノロジーの進歩により今となっては過剛性となったダブルクラウンを廃してフロント周りの剛性を適正化、より自然なハンドリングを実現です。ストロークは30ミリとリアのキングピンサスペンションと同量です。
ボタン式では無くスライドになったことでロックアウトが視覚的にも操作的にも簡単になりました。
ブレーキキャリパーの脱着がクイックレバー式になったことにより、ホイールの脱着がよりスムーズになりました。
エアバルブを横に配置することでアクセス性が向上しました。
リバウンド調整機構がフォークの真下に来ましたね。
トップストーンカーボンレフティ3のコンポーネントはシマノGRXのフロントシングル仕様です。
フロントシングルということでクランクにはもちろんキャノンデールのクランクが搭載されます。
ワンピース仕様のスパイダーリングが美しいだけではなく、しっかりとチェーンキャッチャーも搭載されています。
いくらナローワイドタイプのチェーンリングでも外れる時は外れますからね。嬉しい配慮です。
FD台座が残してあるので、フロントダブルに変更することも可能です。
ホイール径は650ｂ×47ｃ。所謂ロードプラスというやつです。
オフロードでの可能性が広がるだけではなく、オンロードでの快適性もアップします。
最高速を重視したい方はホイールを交換することによりもちろん700ｃへのコンバートも可能。
700×37ｃまでの搭載が可能です。
グラベルロードらしくマウントは4カ所搭載。
何気にシートポストが初めからカーボン製なのも快適性の配慮として素晴らしいです。
フレームはインターナルのドロッパーポストにも対応します。
ラインナップは2種類。
上記のトップストーンカーボンレフティ3とフラッグシップモデルであるこちらのトップストーンカーボンレフティ1。
主な違いはグラフィックとコンポーネント、そしてレフティフォークはアウターレッグがカーボン製です。。！
コンポがスラムForceアクセスe-Tapが搭載の1×12速で無線仕様とまさに贅沢版。
定価は￥750,000税別です。
スレートの元オーナーのワタシとしてはトップストーンカーボンがデビューした時に
ああ、きっとこの子がスレートに取って代られる子なんだろうなぁと感じていたのです。
トップストーンカーボンにはリアサスペンションこそあれどあのレフティフォークはそこには無かった。
新生スーパーシックスエヴォや小さくておとなしくなったグラフィックロゴなどキャノンデールがガラッと雰囲気を変えてきた時期だったし、これが新生キャノンデールのスタイルなんだろうなあと思いながらも表舞台から去ってしまったレフティ、オリバーに想いを馳せていたのをよく覚えています。
おかえり！オリバー！！
この一目で分かるこの片持ちスタイルこそがキャノンデール！
私は嬉しいぞ！！
とソッコーで営業マンに発注を申し出たのでした（笑）
というわけで
トップストーンカーボンレフティ3 Sサイズ
定価は￥380,000税別
現在店頭在庫中です！
かいたひと → ぼっくす