今日のネタはFELT社のAR5 です。最近どこのメーカーもラインナップに加えつつあるエアロロードです。
概念的にはTTバイクと通常のロードバイクとのいいトコ取りの構成でしょうか。
基本は平地を高速で走ることを主眼に置いたモデルです。
登りはチョット苦手ですかね?まあ脚がある人は苦もなく登ってるようですが(^_^;)
当店で販売しているモデルではこちら とこちら がお仲間と言った感じです。
自分はこのタイプのモデルには疎いのでボロが出る前にササッと紹介して終わります(笑)
いつもどおり画像多めで文字数少なめで。
エアロロードだけあって車体後部から見るとこんな感じに特にダウンチューブが平べったい。
ヘッドチューブもこんな感じです。
正面から見るとトップチューブにバックステーなどがほぼ隠れてしまっています。
前面投影面積を減らしつつ、チューブをブレード状に成形し風を左右に切って流すようなデザインです。
バックステーもブレード状に成形したチューブのエッジが正面に向くように薄く細く成型されています。
と、言ってもどのチューブも全部が全部ブレード状というわけではなくトップチューブはガッシリとしてます。
単に薄く造るだけでは推進力は得られませんからね。
ワイヤー関連はこのタイプの定番とも言える中通しタイプ。
リアブレーキにはこのようなアジャスターが付属し、トップチューブのヘッドパーツ付近からフレームイン!
このアジャスターが何かと言うと…
これです。リアブレーキがダイレクトマウントタイプなんですね。BBの裏付近にマウント。
↑の画像のアジャスターはホイールを外すときに開放しタイヤクリアランスを得るためのものです。
もちろんアジャスト機能もありますけどね。
空気抵抗を減らすためにはバックステーにブレーキをマウントするよりも車体下部の方が効果的!
…なんですけども、整備性は…というのを気にしてしまうあたりは職業病みたいなもんですかね。
ボトムブラケット裏付近。
Di2の外装バッテリーホルダー取り付け用のボルトが。
とは言えこのモデルは空力特化・空力重視ですのでそれに倣うならば電動化は内装一択でしょう。
リアディレーラーにつながるケーブルもBBからシートチューブの中を経由します。
フォークはブレード形状のストレートなフォークです。
ホイールです。ハブにFELTロゴが見えますが製造メーカーは当店ではお馴染みのあのメーカーです。
タイヤは23Cのものが付属。
シートステーとリアタイヤのクリアランスがこんな感じですのでタイヤは23Cまでが無難ですかね。
ボトムブラケットあたりはこのボリューム感です。でも前から見ると平べったい不思議。
コンポーネントはフルセットで105です。
クランクはいつもの50-34…ではなく52-36T。
リアスプロケットの歯数は12-25Tです。
シートポストは専用のものが付属。
サイドに樹脂製のカバーが付属しますが、サドル位置に合わせてカットしてお使いください。
付属の取扱説明書に書いてありますのでそちらをご参照ください。自信のないときはお店にGOです。
例によって正面から見るとこんな感じでエアロエアロしてます。
これ、Di2の内装バッテリーを仕込めますので内装化可能です。
シートポストの取り付け部分はこのボルトで固定します。反対側にもあります。締めすぎ注意!
こちらもトルクスレンチを用意していただいたり、わからなければショップで見てもらいましょう。
最近良く聞くカムテール形状という言葉とともによく使われる写真の部位がこのあたり。
まあ翼断面形状を形成し空力や整流効果に優れるとのことで大体どのメーカーもこんな形状に。
シートチューブの形状はこの形状が一種のトレンドになっているような感じですね。
とまあこんな感じで薄く平べったいイメージのAR5のご紹介でした。
自分がこの手のロードに乗っているわけではないのでエアロ効果の程は伝えられないのが残念です。
登坂少なめ平地多めの走行ルートを走るのであればうってつけの一台です。
もしくは平地メインで高速走行を得意とする健脚ライダーの方の乗り換えとしてもオススメ。
店内に今現在、展示しておりますし、メーカーからも取り寄せ可能です。
ご注文やお問い合わせ、在庫やサイズの確認などはお電話ではなくメールにてよろしくお願い致します。
【ある日のお犬様】
BMCを組んでたらお犬様ご来店。
ちょうどフレームの前三角の間にお座りになられたので撮っときました。
トロピカルな首飾りがよく似あってます。
まだレースに出たり速さを追求していた時代に使っていたシューズとペダルを店長に無償提供。
もう使わないし、未練がましく持っててもどうしようもないですからね。
最近店長がロードに目覚めてる(?)のでちょうどいいかなと。オークションでもどうせ二束三文だ。
暑くなってきたので自分の自転車シーズンは一旦終わりを告げました。
また秋になって山城多賀の農産物販売所が再開するまでは休日はグータラ食っちゃ寝で過ごします。
さあ、下っ腹に脂肪を蓄える生活に戻るとしますかね(笑)。
これから更にサイクリングロードには人が溢れかえりますので事故やトラブルに気をつけましょう。
常に譲りあいの精神と周囲の安全確認を怠らなければ大丈夫です。
かいたひと→店員A