2016年モデルが発表されたあたりから再び注文が入りだした2015 BMC GF01 Disc 105。
残り少なくなってきましたので以前のブログ記事を再利用しつつご紹介。
ディスクロード、オールロードという分類に分けられるディスクブレーキ搭載ロードバイクです。
ちょっと前のブログ記事 でディスク搭載モデルの特徴を簡単にまとめてるのでヒマならこちらもご覧あれ。
フォークはカーボン製。
先端が前にくにゃっと曲がっているのがレーサー系モデルのSLRとの大きな違い。
曲げているのにはちゃんと意味があってホイールベースの延長と衝撃吸収性の向上が挙げられます。
最早おなじみとなったフレームの前三角はガッチリとした角断面形状の太めのチューブで構成。
ローターは現時点ではシマノ社のハイエンドモデルのフィンローターです。
ブレーキパッドにも放熱用のフィンが付いているので放熱性は抜群ですよ。
リアも140mmローター。
ブレーキキャリパーはバックステーとチェーンステーのブリッジも兼ねるように
バックステーとシートステーの接合部。
この角度からだとバックステーや接合部のボリューム感はけっこうあります。
が、横から見るとこの薄さ。
ここで振動を吸収したりいなします。このモデルのキモというかアイデンティティとも言える部分です。
チェーンステーはかなりガッシリした造りです。
クランクは50-34Tのコンパクト。
リアスプロケットの歯数構成は11-32Tです。
フロントブレーキのオイルホースはなんとヘッドパーツのトップキャップからフレームの内部に入ります」。
さらにそのままステアリングコラムに入りフォークの中程から外に出すというルーティングです。
GFシリーズのケーブルルーティングはブレーキは中通し式でシフトワイヤーは外通し式です。
ボトムブラケットはBB86規格です。
シートポストはオフセットしたカーボン製のシートポストが付属。
専用のシートポストではなく汎用タイプの丸いシートポストです。
シートポストやサドル、ハンドルと言ったパーツは乗り手によってはこのメーカーでないと!
…という方も多いはず。
そういう時に専用設計でなく汎用タイプの規格というのは自由に交換できるので有難い。
サドルはFizik社のALIANTE。
ホイールはシマノのRX-31。ディスクブレーキ専用のホイールです。
タイヤはコンチネンタル社のUltra Sportの28Cです。
まあこのタイプのモデルは25~32Cぐらいが車体の性能を活かせるかと思います。
タイヤが大径化すると巡航性能が上がるのでスピードが落ちにくく意外とスピード出ます。
※後期ロットはタイヤがフレームに干渉するため、同コンチネンタル社の25Cに換装してます。
フロントディレイラー側には最初からケーシングついてますが、ちと短いので入れ替え。
うむ、よりスムースに動く(たぶん)。
リアディレイラーのワイヤールーティングも終端部で一部中通しなのでケーシングを仕込んでいます。
まあ、この辺りは組み立て担当によって多少の差異があるので絶対仕込むわけではないですけどね。
在庫はあと4~5台くらいとなっております。お問い合わせお待ちしております。
お電話だとご注文はお受けできません。必ずメールにてよろしくお願いいたします。
【ホイール周りカスタム例】
こないだ組ませていただいたのはホイールをTOKEN社のC28Dに換装。
このホイールは価格の割に重量もソコソコ軽くシマノ以外でならコスパはかなり良いホイールです。
ただ、唯一の欠点?がセンターロックではないので6穴のローターが必要。
SRAM社のCenter Line140mmをチョイス。
なかなか良さげなローターです。自分も使ってみようかな…。
と思ったらかなり高額なローターですねこれ…。
ホイールのビジュアルはこんな感じ。
全体図はこんな感じ。
ホイールは走りのフィーリングだけでなく大幅な軽量化にも繋がるパーツです。
コンポーネントを上位モデルに換えるより先にその予算でホイールを変えてみるのもおススメです。
かいたひと→店員A