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メカニカルディスクブレーキ→油圧ディスクブレーキ(デュラSti編)

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どうも

カンザキのブログでです。

「だっふんだ」の元ネタが何なのかが知りたくて、眠れない日々のKTさんです。

知識欲求が満たされない日々。

 

さて、

今回はタイトルにもあるようにメカニカルディスクブレーキを油圧ディスクブレーキに変更しました。

 

まずは最終形態をご覧あれ

元々を紹介していないので変更後からだとどこがかわったかわかりにくいですね。

変更点は以下です。

・STIレバー:機械式105→油圧D/A ST-R9120

ブレーキ:TRP機械式(両引き)→SHIMANO BR-RS785

シクロクロス等に使われる事が多い油圧ブレーキですね。

 

実は、D/Aの油圧ブレーキキャリパーを選択したかったのですが、マウントが合わない(DAはフラットマウントしかラインナップが存在しない)ために選択がこのブレーキとなってしまったのです。

 

キャリパーはアルテグラ相当グレードとはいえ、レバーがD/Aなのでブレーキングのかるさ、引きの強さはやっぱり最上級の物だと、完成後の試走で感じました。

 


 

元々が105レバー

 

 

しかもエアロハンドル。

もちろん中通しでっせ。

ハンドルの後ろ側から出るタイプのハンドル様でいらっしゃる

 

 

もちろんリアブレーキも、当然のことながらシフト系統も中通し。

いまの時代は当たり前なんですが、メカニック泣かせな場所にそれぞれの場所の入り口出口がついていらっしゃり、KTさんは知恵熱が出そうでした。

 

 

もちのろん、後ろもチェーンステーから出てくる仕様。

構わないんですが、中通しの車体については、BBを外すべきか、外さずにどうにかするべきか

いつも悩みます。

ただし、有名ラーメン店の店外不出の特性製麺の製法のように、一子相伝と言いても過言ではない当店秘伝の方法で元のケーブルが通っているそのままのラインをつかって、スマートに入れ直しをしたので、特にBBを抜く必要が無かったです。(※上記は過言です。うそ、おおげさ、まぎらわしい広告の際は●Cに報告を。)

 

元々のブレーキはコチラ

 

なぜ画像が横なんだ。。。

修正はしません。

臨場感が僕のポリシーですので(めんどくさいだけ)

 

そして変更後のブレーキがこちら。

まだセッティング等もしてません。

マウントの高さが合うか試しにつけています。

この手のブレーキはマウントがいろいろあり、合わせてみてからでないと分かりにくいのが正直なところですが、元々マウントがついており、同じマウントで問題ないと思っていたので、予定通りでよかった

 

D/Aのレバーも取付をするんですが、油圧のセッティングが少し時間がかかる。

 

特殊工具でケーブル内にインサートを挿入。

※オイルを使う作業のためティッシュで滑りどめにしていますが、ちょっと恥ずかしいです。

インサートがきっちり挿入された画像がこちら。

 

で、

オイルをいれていくのですが、

こちらのネジを外し

 

こちらの穴にブリーディングホースを入れ

 

それぞれの先を入れて、中にオイルを充填してあげます。

注射器で上からと下からを交互にオイルを入れてあげる事で、中のエアーを取り除くという作業。

 

 

充填中の画像は秘伝の為、非公開です。

※写真を撮り忘れただけです。

 

 

ちなみにマックオフのこちらの商品DISC BRAKE COVERSは油圧ブレーキの作業の際にオイルがディスクに付着する可能性がほぼゼロになるという優れもの!

ブリーディング作業をする方はもちろん、輪行などにも最適ではないでしょうか??

 

 

やばい!

途中でマックオフの宣伝になってしまった。

 

今日は油圧ディスクブレーキの話なのに。

 

ディスクブレーキの作業は大きく2つの作業があります

・ブリーディング

・キャリパーセッティング

 

上記でブリーディングは非公開ながらも説明しましたが(KTさんが写真をとってなかっただけ)

キャリパーセッティングはコチラ

わかりますか?

え??床が汚い??

分かりました。床については、年末の大掃除で新しいマットを買ってもらうように店長に頼んでおくので、皆さんからもコメントで店長におねがいしてください。

 

見て欲しいのは床では無いです。

ブレーキパッドとブレーキローターの隙間をみてください。

左側が少し広いですが、左右ともにギリギリ隙間が空いていますね。

車輪を回すとローターがひずんでいて、パッドに当たったりするんです。

それを調整するのです。

調整方法は主に二つ。

エピソード①当たらないようにブレーキキャリパーを設定

エピソード②ぎりぎり当たる場合はローターの歪み調整

 

エピソード①については、経験値がモノを言います。ある程度まで攻めれば問題無いです。初めてやる人にアドバイスをいうのであれば「がんばれ!」です。

ちなみにエピソード①である程度も出せない場合はエピソード⓪(台座の面出し作業)が発動します。丁寧にやるのであればこのエピソード⓪は常にやっておいた方が良いかもしれませんが、結構今どきの台座はしっかり面が出ている事が多いように思うので、特にエピソード⓪を発動しなくともしっかり決まる事が多いです。

そしてエピソード②では下記のような工具か出てきます。

何これ?

と思った方!

そうです。僕も名前は知りません。

そうだ!今日からこれを「だっふんだ」とでもよびましょうか。。。

嘘です。

 

開いている隙間にローターを挟み込んでゆがみを修正していくというアナログな工具です。

こちらは特殊工具なので、自転車工具を取り扱っているところであれば入荷は可能と思います。

ちなみに当店でもパークツールのものなど取寄せ出来ますが、僕は日本橋のファクトリーギアさんで買いました。工具が好きなんでファクトリーギアさんは休日の行きつけの店となっています。ちなみに難波高島屋の近くです。よかったら行ってみてください。ワクワクが止まりません。

 

話がそれました。

ちなみに、だっふんだがなくともモンキーレンチでも同じような事が可能です。

このぐらいにローター一枚挟めるぐらいにしてだっふんだと同じように使います。

 

ローターの歪みをある程度とりきったら、ブレーキパッドには当たらなくなります

※完全に歪みを取る事は恐らく不可能にちかいと思います。

 

レバーを交換だったのでバーテープを取っていたのですが、同じものが(問題なく?)つかえるようだったので同じように巻きます。

別の物に変更しても良いかとは思いますが、使える物はつかうのがもったいない精神の日本独特の精神です。

※消耗品なので、好きなタイミングで変更するのが良いですね。

 

 

 

まき直したら、まだまだ使えます。

新品のようだ!

 

どうですか?

完成後の画像です。(本日2回目の登場)

メカニカルブレーキを油圧ブレーキに交換するというのはいかがですか?

絶対的におすすめします!

ご希望の方は当店に車体をお持込み宜しくお願いします。

 

かいたひと→写真のだっふんだは私物です。KTさん

 


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