Di2のキモとも言える前後ディレーラー。
ブレーキキャリパーやクランク、スプロケット、チェーンはメカニカルと共通です。
一つ前の6770に比べるとコンパクトになりました。技術の進歩は凄いですね。
ほい、これまた電動でしか使わないケーブル。自分は『電線』と呼んでます。
メカニカルにしろ、Di2にしろケーブルや、電線を如何にスッキリ纏めるかが腕の見せどころ(?)です。
問屋になかなか入荷しないとあるパーツを待つ間、仕事から帰ったら深夜までケーブルをどう通すか悩む日々…。
ありとあらゆるパターンを試して導き出された個人的に最良のケーブルルーティングがこちら↓だッ!
ぎゅう詰めのようできちんと電線のアールには余裕をもたせてるので差込口に負荷はかかってません。
『できるだけコンパクトにかつ電線の露出を少なめに』…でこの形に。
配線は外装バッテリーに繋がってる1本以外は全てフレームの中を通してBB付近で出してジャンクションBに接続。
最初は完全内装で作るはずだったのに、なぜ外装にしたかの理由が画像の『1本余ってる電線』です。
この余ってる電線が一体どこに通じているかというと…
こいつに…。
ところが!ここからが問題で、内装バッテリーはいいんですけど『コイツの充電器が欠品!』
どこ探しても欠品!…このブログ書いてる3月上旬になってもまだ未入荷で手元に来ない…。
要は内蔵バッテリーの充電器が問屋に在庫があれば完全内装型で組んで1月中に完成してました。
当初は2月半ばに充電器は入荷予定だったんですけどそれが3月にズレ込むと判明した時点で…
『待てん!……ならば外装と内装バッテリー両方載せてツインバッテリーにしてやる!』と閃きました。
そりゃ、2月アタマにはゼファーは形になってるのに充電器がないから3月まで待つなんてムリでしょ。
人間、新しいものは早く使ってみたくなる生き物ですからね。
今は外装バッテリーの方をジャンクションBに繋いでますが、充電器が来たら、さっきの内装バッテリーの方の電線をジャンクションBに繋いでメインバッテリーとして運用し、外装の方はサブバッテリーで。
何だったら100Km以内の短距離のときは普段は外装バッテリー外しててもいいわけですし。
メリット、デメリットは…
【ツインバッテリーのメリット】
・バッテリー2つ付けても重量増加は微々たるもの(軽量マニアやヒルクライマーならいざ知らず)。
・万一、走行中にエラーやトラブルでバッテリーがダウンしても予備の方に電線繋ぎ直せばOK。
・事実上、2倍の航続距離。
・なんか重装備っぽくてカッコイイから(だいたいコレが理由)。
【ツインバッテリーのデメリット】
・バッテリーは2倍だ!ただしバッテリーのローンの金額は2倍以上だ(白目)!
・↑に尽きる。
ですかね。
本当は②で終わる予定だったんですが、画像が多すぎるのでまさかの③に続く予定です…。
今回はあんまり車体の紹介できず申し訳ない。さすがに次で終わりです。
が、『店員Aの次回作にご期待ください…』と、今回で漫画みたいな打ち切りエンドの可能性もありますがその場合はご了承下さい。
かいたひと→店員A