Quantcast
Channel: カンザキのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2684

ゼファー製作日記③

$
0
0



NEILPRYDE ZEPHYR(ニールプライド ゼファー)の製作日記も今日で最後。


今回はハンドル周りの電線(ケーブル)などの取り回しなどや相変わらず適当な個人的なインプレを。


それでは前回のジャンクションBが決まった直後からスタート。






ジャンクションBが決まればBBを圧入しちゃいます。プレスフィット30規格。


BBもクリスキングしか使いたくないのでさっそくクリスキングのプレスフィットBBを取り寄せてみました。


緑が良かったのですが時間がかかるとのことなので赤に。どうせなのでセラミックベアリングバージョン。

現物を見てガイ先輩もクリスキング取り寄せておられました。以前ブログに出されてましたね。


従来のスレッド式ではなく圧入式のBBは『次回外す時≒破壊する』…なのでどうせなら良い物を。







圧入完了!


自分のは適当でいいのでガンガン締めれますが、お客さんのは圧入してる時に変な汗かきますね。







後は専用のシマノ用の24mmアダプターをセットしてクランク取り付けてBB周り完了!








そして、ジャンクションAですが、ステム下には付けずにエクステンションバーに付けました。


通常、ジャンクションAはステム下に付けるのが常套。


しかし、この形にした理由は『ステム下に付けるとステムを持って自転車押せない!』からです。


淡路島の船の乗り降りや、宇治の団子屋の通りなど結構歩くのでステム下にあると邪魔!


ステム握る度にジャンクションがアッチ向きコッチ向きなんてイライラするし電線の差込口が傷む。


そんなわけでこの形。








当然、ケーブル類は横出しになります。







この横出しの3本ラインがやりたくてこのジャンクション横置きをやったというのもあります。


エクステンションバーの手前の余ってる部分はライトとかを取り付けるフリースペースです。





サテライトスイッチはジャンクションAのナナメ上です。


ハンドルが扁平形状なのでハンドルには取り付けられないのでこの位置。


苦肉の策だった割にはデッドスペースを上手く活用できる形になって結果オーライ。







ハンドル周り全景。


電線やブレーキのケーブルをコンパクトに纏められたので個人的には大満足。


あれやこれやと電線のパターンを試して夜遅くまで色々やってたのが報われて嬉しい限り。





結局フロントディレーラーのケーブルは通常のDi2用の孔(画像中央)を使わず…







メカニカル用の孔を利用しました。


こちらの方が電線に変にアールが付かないので。


別にDi2だからといってメカニカルの孔を利用してはいけないなんてルールはない!







ジャンクションAとBを繋ぐ電線はブレーキケーブルと無理のないように余裕を持たせてタイラップ留め。


電線は保護も兼ねて電気の配線用の保護スリーブをホームセンターで買ってきて巻きつけました。


これにはもうひとつ利点があって、電線はそのままだとフニャフニャなのですがこれでシャキッとします。







リアの電線にも保護スリーブ巻きつけ。


電線が露出してるので、これがトラブルで切断されると…というのが電動の脆弱性ですね。


Di2の究極は無線なのかなぁ…と勝手に妄想。


これで組み立て系のネタは終了です。


まだまだありますがキリがなくなるので。







ここからはインプレまがいのネタですがあくまで個人の感想ですので( ´_ゝ`)フーン程度でお願いします。


スペックとかはHPやカタログなんかでいくらでも見れるのであくまでふんわかした個人の使用感です。


ゼファーですが、見ての通り形状は↑の画像の通り、BURA SLと結構似ています。


後継モデルや進化モデルというより派生バージョンみたいな感じですね。


ただ、トップチューブは短く、ヘッドチューブ位置は高いのでワンサイズ大きめでも問題無いと思います。


自分は本来はSサイズなんでしょうが、Mサイズ乗ってますが何の問題もないです。


まあ、このサイズが決まった経緯はチョットアレなんでまた今度の機会に…。







同じニールプライド社のディアブロも所持してますが、ディアブロと比較するとゼファーは曲がったフォーク、異様に細いバックステーなどのエキセントリックな見た目に反して非常に素直です。


ディアブロが乗り手の踏力を余すこと無く推進力に変換するために異様に硬く作られており、乗り手が元気なうちはガンガン走れるけど、そのぶん、体力的な負担は大きくなり、疲れてきたら主に膝が地獄です。


ハイリスクハイリターンな走りなのがディアブロ。


対してゼファーはクセがなく、乗り手に無理をさせないというか、あんまり飛ばそう!という気にさせないというか…。


気がついたら淡路島一周が終わっていたと感じたように乗り手にスタミナを温存させて、無駄な休憩や休息のための減速を必要とさせず、平地はもちろん坂だろうが向かい風だろうが淡々と一定のペースで走り続けられるのでトータルでタイムが縮まる…という感じですかね。


でも、前も書きましたがフニャフニャしてるという感じは一切なく、加速するときはスパッと鋭い出足です。


というかゼファー以外のラインナップが一芸特化のぶっ飛んだスペックですからねぇ…。


ゼファーでやっとマトモというか『いい意味で普通』なモデルというか…。


まあ、まだあんまり乗り込んでないのでこんな意味不明なインプレもどきですいません…。







いかがでしたでしょうか?ダラダラと無駄に続いたこの製作日記。


誰かの役に立てばいいんですが、あまりに趣味性を押し出したパーツ構成、組み方なのであんまり参考にならないかも。


今回も、後半は時間がなくなってきて駆け足気味に書いたので自分でも何書いてるかよく分かってない状況ですが、これ結構書くのしんどいのでご了承下さい。


ゼファー自体は乗り手を選ばないスペックだと思いますので非常にオススメです。


ロングツーリングやブルベ、エンデューロ系のレースなどに是非どうぞ。


きっと心強い相棒になってくれるはず。


当店でも当然扱ってますので、お気軽に価格やサイズ在庫などメールでお問合せ下さい。


完成車はこちら

フレームはこちら

宜しくお願い致します。



かいたひと→店員A


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2684

Trending Articles