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Di2ネタ

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今日のネタはこないだ車体とホームページだけ作って後でブログを書こうとしていたネタです。

当店オリジナル組のロードバイクでDi2(シマノ電動コンポ)で組んでます。非常にお買い得です…

が、有難いことにブログに書く前にお買い上げいただくことになりました。

なので商品としては存在しませんがDi2の制作過程はこんな感じなんだ的なノリで読んでもらえれば。

一応、ホームページはこちら (もう売れちゃいましたので完売ですが)。






フレームはFELT社の『F FRD』。

Fシリーズのハイエンドフレームです。プロスペック。ワイヤー変速式は不可のDi2専用フレーム。

FELT社のカーボン技術の粋の結晶とも言える代物で最高の素材を最高の技術で製造しています。






仕様コンポはアルテグラ。ブレーキ前後以外は電動専用パーツばかりですね。






電動用のSTIレバー。

メカニカル(ワイヤー)式よりも握り部分が小ぶりです。

メカニカルではワイヤーが出るところにはエレクトリックワイヤー(電線)の差しこみポートがあります。

片方3ポート両方で6ポート。






ジャンクションAには本来はマウンテンバイクのコンポーネントのSC-9000を使用します。、






コイツのいいところは見ての通りクランクがアウターかインナーか、リアが何段かが表示されるところ。

加えて電池残量の確認、変速調整機能と充電用の差し込みポートも備えており非常に多機能。

通常のジャンクションAだと段数を見ることは出来ませんしバッテリーの残量も乗った状態では目視不可。

マウンテンバイクの部品ですが現在のDi2のプログラムでは問題なく作動します。

シマノの公式でも仕様に問題ないと公表されてるので俗にいう『魔改造』の類ではないです。

れっきとしたオフィシャルなカスタムです。





SC-9000の右上あたりの四角いところが充電用のポート(差込口)です。

左下の丸い部分を押せば表示がされてない時なら変速弾数とバッテリーが表示されます。

長押しすれば変速調整モードに入ります。






ジャンクションBは内装です。

フレームの孔からスポンと入ります。入れ終わったら付属の専用グロメットで蓋をして終わり。

この電線を張る工程を見せろや!と思う人もいるかもですが企業秘密でも何でも無く写真撮り忘れ。

というよりも非常につまらないです。電線の長さを決めるのだけがメンドクサイだけで非常に簡単です。



電線がフレームの中を通りにくいというのもたまに聞くんですがこっちも簡単です。

自分の場合はケーシングを電線を出す方向から突っ込んで出てきたら電線に引っ掛けて引っ張るだけ。

Di2専用フレームならすぐに出てきてくれます。兼用フレームは結構難儀する場合もあります。

が、最近のフレームは中身もキレイに成型されてるのでそんな苦心もしないと思いますけど。






商品が既に売れてしまっているのでスプロケの歯数などは正直どうでもよくて見せたいのは電線の部分。

結構ディレイラーとフレームの間の長さがキツキツに見えますが問題無いです。


ワイヤーと違いDi2の場合はディレイラーがスイングする最小の長さが確保されていればOK。

ここがビロ~ンとしてると見た目もイマイチですし、何かに引っかかって引っこ抜けたりしたらコワイ。



自分の電線の採寸は余裕を持たしてるので引っ張るとフレームの中からある程度スルスル出てきます。

なのでもう少し長い方が見た目や生理的に安心するなどの場合は引っ張ってもらうと出てきます。

余裕を持たしてるのは転倒等などでハンドルが通常ありえない角度まで曲がる場合があります。

その場合、キツキツの採寸だと電線が引っ張られてポートから抜けたり断線する場合があるからです。

Di2はポートから抜けたり断線すると各モジュールが機能停止に陥るのでリスクを踏まえるのが大事。





しかしDi2だとケーブル関連がスッキリするのでハンドル周りがシンプルになりますね。






ジャンクションAとジャンクションBを繋ぐ電線はブレーキケーブルに添わせます。

今回は小さなタイラップで纏めましたが電気配線の保護用のケーシングで纏めても良いかもしれません。






どうしても日本式(?)の『ブレーキが右が前、左が後ろ』だとSC-9000を使うとこうなっちゃいますね。

『右が後ろ、左が前』の方が電線はもっとスッキリと纏められそうです(自分のは右が後、左が前)。

もうちょい上手く纏められた気がしますので少し残念…。

と思っていたらお客様がサテライトスイッチも追加注文下さったので取り付けのリベンジの機会が!



Di2はこういう配線関係を上手く纏められるかが腕の見せ所だと思います。

自分もまだまだ勉強中なのでもっと上手く組めるように精進あるのみです(自分のを実験台に)。





ちなみに重量はRS-010や汎用品のハンドルを使用した割に7.6Kg(ペダル無)という驚異的な軽さでした。

やはりハイエンドのプロススペックフレーム+Di2の組み合わせは軽量に仕上がりますね。

電動コンポ以外の組み付けはコレ とかコレ と同じ感じで普段よりも良いグリスやケミカルで組んでます。



こんな感じでDi2は組んでます。

自分だけでなくスタッフの(・(ェ)・)さんもDi2触れます。彼はバッテリー内装式・外装式でもお手の物です。

オリジナル組、組み換えでDi2をお考えの場合は是非、お任せ頂ければ。

お待ちしております。




【要検証】

けっこう前に自分のDi2で遊んでたネタをブログで書いた時に…

『SC-9000はマウンテンバイクコンポだけどロードコンポとしてパソコンで一括認識してくれる』

とか書きましたが、これPCのOSによっては無理な場合があるようです。

OSによって電動コンポのアップデートを行うシステム自体のバージョンに限界があるっぽいです。


WINDOWS 8と10では一括認識しましたが、職場のだとシステム自体のバージョンが古かったです。

このシステムは更新可能なら自動通知があるのですが職場のPCには来ない…OSは古い…。

手動設定になってるのかどうかは不明ですが古いバージョンだとSC-9000はMTBコンポと認識されます。

ですのでもし一括認識してくれない方はシステム自体のアップデートかOSのアップデートが必要か?

まあ、あくまで検証中ですのでホントかどうか分かりませんので、参考程度に。

そのうちきちんと調べてアップしたいですね。





かいたひと→店員A


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